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ブルガリ オクト フィニッシモが開いたラグジュアリースポーツウォッチ新時代の扉

ブルガリ オクトの本質的な魅力とは何なのか。ラグスポウォッチに数えられる、他のどの時計とも似ていないその肖像を、若き愛好家たちとともに解き明かした。

2020年 ブルガリコピー新作オクト フィニッシモ トゥールビヨン クロノグラフ スケルトン オートマティック Ref:SAP103295

オクト フィニッシモ トゥールビヨン クロノグラフ スケルトン オートマティック

Ref:SAP103295

ケース径:42.0mm

ケース厚:7.4mm

ケース素材:サンドブラスト加工のグレード5チタン

防水性:30m

ストラップ:サンドブラスト加工のチタン、フォールディングバックル

ムーブメント:自動巻き、Cal.BVL 388(極薄スケルトン加工の機械式マニュファクチュール ムーブメント)、52時間パワーリザーブ、毎時21,600振動

仕様:時・分・秒表示、シングルプッシュクロノグラフ、トゥールビヨン、シースルーケースバック、サンドブラスト加工のチタン製クラウンとプッシュボタン、スケルトン加工のマットグレーのダイアル、プレーンカウンター

限定数:50本

ブルガリの至宝・オクトについては2021年も数多く取り上げ、特にオクト フィニッシモ パーペチュアルカレンダーについてはGPHGでの金の針賞受賞のニュースを筆頭に、オクト誕生のころからコレクションを見続けている神戸・カミネの上根 亨社長とともに、コンプリケーションとしての魅力、完成度を探る企画も行った。

2022年、いよいよオクトは誕生10周年を迎える。以前、ジャン-クリストフ・ババンCEOがHODINKEEに語ったように、8度めとなる世界記録に向けた準備は盤石と思われるし、アニバーサリーにふさわしい新作が用意されていることだろう。コレクション誕生からわずか10年でオクトが築き上げた存在感は出色のものだし、ここまでやり抜く執念とも言えるスピリットたるや今の時計業界でなかなか見られるものではないと思う。そこで今回は、ブルガリウォッチを多くの男性に届けた神戸・カミネの上根 亨社長をはじめ、オクトに魅せられ手にしてきた顧客の方々と座談会を実施し、ほかの時計と異なる魅力はどこにあるのかに迫りたいと思う。